演劇って、難しいと思いませんか?こんにちは!舞台はなかなか身に行けない週末アイドルあすな(@asnatch)です!!
どこの劇団のものを見に行っていいのかと思うし、やっぱり少しハードルが高いのかなと今回はいろいろ思うところがありました。
さて、大好きな秋元才加さんが三谷幸喜舞台に!!ということでいそいそとチケットを取ったところ、なんと、最前列、どセンターという神席当選。
正直、興奮もあったけど、ド緊張してしまって、開場の二時間前から手汗を書きそわそわしてしまうという。。
もちろん最高でした。
あらすじとネタバレなし感想。
舞台は1940年代のドイツ・ベルリン。ヒトラー内閣がプロパガンダの為に作った宣伝省の初代大臣ヨゼフ・ゲッベルズ。彼はすべての芸術とメディアを監視検閲する権利を与えられていた。ある日ゲッベルズは映画関係者たちを呼んでホーム・パーティを開く。パーティにやってきた映画人たちの前でゲッベルズは彼らを招いた本当の理由を発表する。彼は最高のスタッフとキャストを使い、自分の理想の映画を作ろうと考えていたのだ。全ドイツ国民が誇れる映画、「国民の映画」を。
ナチス高官たちと映画人たち、彼らが一堂に介したその夜、虚飾と陰謀に満ちた、狂乱の一夜が始まろうとしていた…。
題名にも書いた通り、本当は秋元才加さんを最大の目的で行ったのです。三谷幸喜作品も好きだし、小日向文世さんのお芝居も見てみたかったし!!という、ほとんどは秋元さんへの熱量だったのですが、もう最初の場面からゲッペルズ大臣役の小日向さん、そしてゲッペルズ大臣に仕える執事、フリッツ役の小林さん、親衛隊隊長ヒムラー役の段田さんにぐいぐいと引き込まれていき、しまいにはゲッペルズが映画人を前に行ったスピーチには引き込まれすぎて胸打たれて、拍手しそうになってしまいました。
そう。なんていうか基本はシリアスなんですよ。前の方にコミカルな演技もあるんだけど、最後の方なんてもう泣けて泣けて仕方がないくらいに絶望がひたひたと寄ってきている。緩急がすごい。
すごい絶望のすり寄り方で、途中からどんどん指先が冷たくなってしまって…。
素晴らしいものを見れたな、って。もとは秋元才加ちゃんが目当てだったけど、もう一度見たい。
最前列でみたからお芝居に引き込まれたのかもしれないけれど、少し後ろから、舞台全部をまっすぐ見れる場所で見たい。
以前、この舞台が公開されたの、震災のすぐあとなんですよね。
その時の「こういう時だからこそ、劇場のあかりをともさなければならない」という言葉にすごく合う舞台だと思いました。
最後の、フリッツから落ちた汗、涙、胸が苦しくて仕方がなかったです。
なんとかもう一回は見たいなぁ…。でもこれから宝塚も、シルクドゥソレイユも私を待っている!と思いこんでいるあすなでした!
まったね~(・v・)·.̩₊̣.̩✧*̣̩˚̣̣⁺̣‧.₊̣̇.‧⁺̣
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