約束のあの丘はさいたまスーパーアリーナだった。PIERROT DICTATORS CIRCUS FINAL -BIRTHDAY-にいってきたよ!!!!

約束のあの丘はさいたまスーパーアリーナだった。PIERROT DICTATORS CIRCUS FINAL -BIRTHDAY-にいってきたよ!!!!

壊れてくこの世界で迷わず待っていました!!こんにちは!いろいろ上がったはずの回顧厨オバンギャのな週末アイドルあすな(@asnatch)です!!

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ということで、もう、十数年ぶりにPIERROTのライブに行ってきました。
私がピエロを追いかけていたのは高校生の頃で、自由にならないお金をやりくりしながらCDを買って、100均のアイライナーで目の周りを黒く塗って、白衣を着たり合皮のショーパン履いたりして、ものすごく楽しかった。
ただデビューしてから数枚でバンギャ上がってて、曲はチェックしてるけどメンバーの動向まで追ってなくて、っていう本当に回顧厨オバンギャなんですけど!!!それでも行ってよかったってものすごく思えたライブでした。

とりあえずセットリスト!と全然レポにならなかった感想など!!!!

1.HEAVEN
2.新月
3.ENEMY
4.Adolf
5.脳内モルヒネ
6.トリカゴ
7.真っ赤な花
8.深い眠りが覚めたら
9.ANSWER
10.PIECES
11.神経が割れる暑い夜
12.ネオグロテスク
13.夕闇スーサイド
14.MAGNET HOLIC
15.MAD SKY-鋼鉄の救世主-
16.薔薇色の世界
17.ATENA
18.クリア・スカイ

Encore.1
1.ラストレター
2.BIRTHDAY
3.SUPER STRING THEORY
4.ドラキュラ
5.SEPIA
6.HUMAN GATE
7.CHILD

Encore.2
1.蜘蛛の意図

始まった時から鳥肌が立ってたんだけど、Adolfのイントロが鳴り、見渡す客ほぼ全てのフリが揃う瞬間にわたしの気持ちの昂ぶりがすごすぎて、頭を抱えて悲鳴を上げた。こんなの初めてだった。
何が怖いって、私最後にピエロのライブに行ったのって1999年の富士急コニファーフォレストか、その頃のスイートトランスだと思うんだけどなんだけど、完璧に体がフリを覚えてた、Adolfのリフ一つで体温が上がった。
そして脳内モルヒネ、トリカゴと、私がぐんぐんはまっていった曲をやっていって、全然変わってない気持ちになっていってしまって、そして振りもほとんど覚えてて、ここだけ、私の中で1999年に戻ってしまった。

ただ、昔と違うのは、私にステージ上だけではなくて周りを見る余裕が出てきたこと。

壮観だった。

8年前から時が止まっていたPIERROTのライブを見て、周りを見渡して、これは宗教だと思った。ミサだ。
ブログにも書いている通り、筋肉少女帯のライブをメインにしてアイドルイベントや好きなアイドルのライブに行ったりしているけれど、こんな統一されたものはそうそうない。もちろん筋肉少女帯でもこの曲のここではヘドバン、おりたたみ、こぶしを上げる、みたいなのはあるんだけど、PIERROTのそれはなんかもう各メンバーに向かったラブコールではなくて、一体化するための儀式にしか見えないと思った。
ただ、その儀式の中で、赤いエナメルのジャケットを羽織ったキリトはわたしの記憶通り、メンバーと仲好さそうにしていてただただ狼狽えた。
仲違いで解散ライブも行わないまま、8年。8年の時間を経て、キリトはアイジとも視線を交わして、潤にも触れて、あぁ。これがPIERROTだった。こういうバンドだった、と思って涙腺が緩んだ。

そして私の涙腺が決壊したのは本編ラストの曲、彼らのデビューシングルである、クリアスカイ。
サビでオーディエンスが手を横に振り『約束のあの丘で』という歌詞の時に右斜め上を指さす、この振りの途中、実は少し泣いた。ツイッターでは「あの丘www」みたいな感じで使ってたんだけど、本当にこの人たちはわたしたちをこうやって過去に戻してくれて今、この丘に連れて来てくれたって、その時は思ってた。

たまアリを包むアンコールの声、そこからのラストレター。ここからはもう悲しいとか嬉しいとかそういう気持ちじゃなくてぐっだぐだに泣いた。「もう泣かないできっとまた会えるから」って歌詞もあるのに、そこから少しぼんやりしてしまった。そしてHUMAN GATEのときの多幸感。
アリーナ席が銀テープでキラキラしながら同じ動きをしているのを見て、MCを思い出して、終わりが近づいているのを感じで、うれしくて楽しくて、切なかった。

きっと誰もが同じだけの苦しみ背負いながらそれでも笑顔見せている
いつか無機質な現実でたとえ動けなくとも それでも生きていかなければ

という歌詞に、十数年ぶりにはっとして、終ってしまうことの辛さをものすごく感じた。

ここで、終わってしまうって思ってたんだけどキリトから「お願いがあります。どうか明日からは今を生きてください。俺たちも、大切な帰るべき今に帰ります。とにかく今を抱きしめて生きていきましょう」 っていう言葉でもう大号泣。
そこからのCHILD。宗教だ…って思ったのは、ほとんどのひとがのるわけでもない、ただ、ぼんやりとステージの上、もしくはモニターを泣きながら見ているんたけど、きちんとみんな、歌ってるんだよね。

そしてキリトから最後の挨拶、があってもそれでもアンコールをするオーディエンスに、メンバーが話し合って最後の最後はやっぱり蜘蛛の意図。
全力でヘドバンをして、全力ではねて。
このときにも潤が跳ねてる姿が全然昔と変わってなくて、うれしくなってしまって。

蜘蛛の意図聞いてヘドバンしてるのに、頭の中には筋少の中二病の神ドロシーが流れてきた。

みんな声合わせて アンコール ラストソング
あぁ 本当だ夢のよう

8年間、「あの丘」で、そしてそこにも行けずに時間が止まっていた人ももちろんいるし、私見たくふらっと違うところに救いを求めていた人も、各メンバーの「今」に触れている人ももちろんいるけど、あの場所にいた昔のファン、殆どの人に対して、ピエロのメンバーはすごく真摯に、呪いを解いてくれた。
「まだ何も決まってない。薄い約束はできないけど終わりだとも言わない。いつかまた会える」
という言葉をくれて、仲違いをしていたメンバーを、いつもの並ぶ順序を変えてまで自分の横に引っ張ってきて並ばせたキリトはやっぱり教祖なんだろうなぁ、と考えてしまった。
すごくよかった。月並みな言葉だけど来れて、この光景を見れて本当に良かったと思うよ。

***

以下本当にTAKEOコータカワイイカワイイ記録。
アンコール黒いTシャツになってからチラチラタトゥーが見えるTAKEOかわいいし、昔から口パクパクしながらドラム叩くのかわってないし本当にTAKEOかわいい。かわいい。化粧すると作画楠本まきみたいな美しさに40歳越えてこれでなんていうかもうよくわかんなくなるし、KOHTAに至ってはどんどんかっこよくなりますね。おい村田。村田。どういうことだ。
はー。かっこいいのにいきなりベース始まりのMADSKYとちったのびっくりしたけどね。おい。それに対してもう全く何のフォローもしないメンバーがあれでもう、こーちゃん相変わらず愛されているね全員の弟だね。っていう気持ちになったりとりあえずTAKEOさんの髪の毛の後ろの丸さと唇にあーかわいいやっぱりTAKEOかわいいようってなったので本望。TAKEOの可愛さにTAKEOを見すぎていてキリトがアイジのこめかみにちゅーしたのなんて全然見てなかった見たかったでもTAKEOが!!!!!!!!!!

15年ぶりにお会いした方からも「タカ―でしたよね?^^」って聞かれてぶわわわってなりました恥ずかしい。

以上!!!!

ラーの皆様お疲れ様でした!またいつかのあの丘で会いましょう!!ということでタカ―のあすなでした!
まったね~(・v・)·.̩₊̣.̩✧*̣̩˚̣̣⁺̣‧.₊̣̇.‧⁺

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