丁寧に作られていてこんなんキュン死するわ!!劇場版「同級生」をみてきたよ!!

丁寧に作られていてこんなんキュン死するわ!!劇場版「同級生」をみてきたよ!!

草壁光と同じクラスに入りたい!こんばんは!すぐに二次元に行きたいといいはじめる週末アイドルあすな(@asnatch)です!!

さてさて本日、公開初日に劇場版「同級生」を見てきたました。


フォントから最高じゃないですか?はー。。好き。

この作品は、わたしが所有している数少ないBL漫画の一つなのですが、ほんとうにこの作品が好きすぎて好きすぎて、読み返すたび泣いています。同級生の続編の「卒業生」「O.B.」に至っては飲みながら読むと(酒の勢いもあるが)体を折って号泣しながら嗚咽しながら読み終えるというのがいつも。
何がこんなに泣けるのか、同級生を見にいく前日、再度通して読み返して、やっとこの作品が「いろいろなことを乗り越える話」だからだ、ということに気がついたんですよね。
超今更!て感じなんだけど、だってさ、草壁光のことが好きすぎて、ただただ佐条に感情移入しすぎてこんなことになってると思ってたんだもん。まぁそれは皆様原作を読んでいただくことにして劇場版の感想。

ノンケであった草壁光が、クラスメイトである佐条理人に恋をしてしまう、しかもはつ恋(あえてこの表記にしたい)であるということを自分で気づけず、だから付き合っても少しのすれ違いでぶつかってしまう。そんな、ちりちりとした恋物語を劇場で観終わった最初の感想は「面白いかどうか全く判別がつかないけれどとりあえず尊いしこれをこのクオリティで、しかも無理やり現代化せずにアニメ化してくれて本当にありがとうございます」という感想ではなくスタッフへの感謝の意でした。
そう、変に現代化しておらず、佐条が持っている携帯はガラケーで、自動販売機で買うペットボトルは自動販売機で150円、しかもKIRINのNUDAで。(しかも新発売としてレモン味が劇中に登場する)それだけでじわじわとした懐かしさに足から絡みつかれるようなそんな感じ。
夏のじっとりとした空気、秋のしっとりとした雨、キスするためにフェンスに寄せた傘がぐ、とせり上がるあの感じ、絡まる視線と流れる髪の毛、ライブハウスのライトで光る金髪、そして絡んだ舌から繋がる糸、小さなひとつひとつのことがすごく丁寧に描いてあって、本当にありがとうございます、というそれだけですね。

背景は淡く、特に緑の表現が水彩画のような色使いだ、ということに気づいたときにぐ、と胸がつまり、登場人物が生き生きとその背景に存在していることがとても嬉しかったし、ところどころおいこれ乙女ゲーのスチルかよ…!!と脳内でつっこみ、むず痒くなりながらもきゅんとしてしまう草壁光さんのセリフ、本当によかったです。


入場特典の小冊子も最高でした。

はやく、原作を読んだ人はみんな見て欲しい、本当に見てよかった。映画が終わり、エスカレーターに乗っているときに後ろの女の子がとても興奮した声で「本当に見れてよかった、誘ってくれてありがとう」と友人であろう女の子に話しているのにもきゅんとしました。

あー、あとすごく丁寧に描いていただいている分、えっちだな、とも思いました。エロいということではなく、すごくえっち。

ということで二回目も見にいきたいな、と思っているあすなでした!秋からハイスピ、スターウォーズ、同級生と劇場で見ている映画はいろんな理由できちんとおもしろいかどうか全然判断つかないので皆様、感想お待ちしています。
それじゃまったね~(・v・)·.̩₊̣.̩✧*̣̩˚̣̣⁺̣‧.₊̣̇.‧⁺̣

同級生 (EDGE COMIX)
同級生 (EDGE COMIX)

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中村 明日美子
茜新社

はーーー。本当に良かった。

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