『Free!』の聖地巡礼で鳥取県岩美町に行って(次元が違うかれぴっぴに会って)きたよ!!!

『Free!』の聖地巡礼で鳥取県岩美町に行って(次元が違うかれぴっぴに会って)きたよ!!!

は~…スタファイ最高だな…。こんばんは!二次元と三次元を行き来している赤穂あすな(@asnatch)です!!
先日、遠距離恋愛の(そもそも次元が違う)かれぴっぴに会いに行く、という体で、『Free!』の聖地巡礼をしてきました。

実は、聖地巡礼というものを初めてする、しかも全然なじみのない鳥取という県、ということで緊張していたのですが、いってみたらまぁこれが良かった。
面白かった、楽しかった、そういう気持ちを内包する「よかった」だったのです。

そうそう。その前にFree!に関しては以下をご確認ください。
TVアニメ『Free!』公式サイト

TVアニメ『Free!-Eternal Summer-』公式サイト

なお、キャラクターの中の「橘真琴」がわたしの二次元のかれぴっぴなのでそこんとこよろしく。

Free! 橘 真琴 (1/8スケール PVC製塗装済完成品)
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は~…ミラクルかっこいい。

岩美町はとても優しくて、観光協会で「アニメの世界にようこそ」ツアーなんてものを作ってくれてます。
Articles|岩美町観光協会|鳥取県|Rock Beauty|山陰海岸ジオパーク

超レトロで、見た瞬間「かわいい~!!」と言い合うボンネットバスで『Free!』『Free!-Eternal Summer-』『ハイ☆スピード-Free! Starting Days-』(アニメ1期、2期、劇場版です…)の舞台である岩美町を回る…だけではなく、鳥取砂丘や遊覧船、イカ墨ソフトや小さなお土産も付けてくれて3000円。それで10:30~17:00近くまでみっちりいろんなところを回ってくれる。

しかも、コスプレをしためっちゃ優しいガイドさん(このときは鮫柄学院の御子柴百太郎、以下百ちゃんガイドさん)がいろいろ解説してくれる。ちなみに遊覧船に普通に乗ろうとすると1000円を超える。採算とは何なんだ……。

鳥取駅でバスに乗り込み、出発する直前に、窓の外からヤンキーみたいな子にどこにいくの?って話しかけられて「岩美だよ」って答えたら「めっちゃきれいですよ!!景色がちょー綺麗!!」てわいわいされた時から、あ、このツアー絶対いいところに連れて行ってくれるなってなんとなく思った。
からかい半分かもしれないけど、ヤンキーが「綺麗」っていったところは間違いなくきれい。あと、地元のことを絶賛できるって、すごく良い奴らだな~っていう気持ちもわいてきて、全然旅行なんて始まってないのにちょっとほろっとしてしまった。


「真琴が歩いた階段がある」
「真琴が凛に電話してた場所だ」
「二人で登校していた道だ」
次元が違うのに、記憶の上から思い出を重ねていく感じが不思議でした。
勝手に「真琴は私に別れ話をするときもここから電話してくるのか…」と鬱になりつつ妄想を話しながら舞台を歩くと、彼らの生活がどんどん出てくるし見えてくるしねつ造もできる。
そっか、真琴はわざわざ学校から遠くなるのに、一回遥のことを家まで迎えに来てたんだ。とか、なんでこんな踏切に立ってたの!!とか、この海岸沿いを歩いて学校に行ってた…。「遊覧船のスタッフとして就職をする宗介はありか」「いや、家はきっとお金持ちだと思うから…」「あすなちゃんここ、まこちゃんと二人で歩いたの?」「ううん。絶対に七瀬君がいたから三人で帰ったことはあるよ」すごい、すごい生産性のあるアクティブなオタク活動だ…。
しかもバスツアーの人全員Free!のことが好きだしコスプレしてる人もいるし、百ちゃんガイドさんもFree!のことが好きだから楽しい。交流をするわけではないけどとても楽しい。好き、という感情だけでみんながいる。コスプレしてる人たちが再現シーンの撮影をしているのをこちとらずっと「かわいい」「かわいい」と言いながら見守っている。語彙力が落ちる。すごく、すごくいいんですよ!!

岩美町は、町全体がコスプレOKだから、ふらふら街を歩いているとコスプレをしている人とすれ違ったりもします。でもそれがものすごく自然なのが不思議だった。自然すぎて「さっき違う衣装来てましたね」とかさらっと話しかけてしまうし、ふと車の中を見ると尚先輩がハンドルを握っていた。翌日、シーカヤックから帰るときにレンタサイクルで聖地巡礼をしているコスプレイヤーさんとすれ違う、それを町の人も変な目で見てない感じがすごかった。なんでなんだろう。
奇異なものとして見られてしまうのではないかなって思っていたんだけど、なんかすごーく自然に溶け込んでいたのが不思議でした。あと、歩いてる小中学生が全員挨拶してくれるのが本当によかった。
向こうからしたら知らないおばさんがてろてろ歩いてるのに挨拶してくれる。いい、いい子たちだね…!!みんな大きくなったら真琴みたいになるんだよ…!!

百ちゃんガイドさんが「有志でファンのための喫茶店をしているから時間があったら来てね」って言ってくれて、そこに翌日行ったのですがそこも「好き」の気持ちがすごかった。
ふれあい会館の二階。海沿いの道を歩いていて、ここ?宗介のパネルが見える~って話してたらベランダからこっちに向かってにこやかに大きく手を振る百ちゃんガイドさん。なんだ。これ……本当に次元とはなんなんだろう。もしかして橘真琴がわたしのためにふれあい館二階ベランダから大きく手を振る可能性もあったのでは……?
宗介の生誕祭の手作り感、そして終わらない文化祭感。俺たちのEternalSummerはここにあったのだ…。


宗介生誕祭限定メニュー、イワトビちゃんシュークリームと、真琴をイメージしたノンアルのカクテル。

オタクに優しい、ご飯もおいしい、野菜も安い、そしてなにより景色がものすごくよかった岩美。町全体が夏休みのおばあちゃんち感がすごくてもういきなり帰りたい気持ちになっています。
絶対また行こう。絶対また遊びに行くからね。まこちゃん待っててね。

とか言いながら私は今回の旅で橘真琴との仲に亀裂が生まれつつあります。だってあいつわたしの迎えに鳥取駅まで来てくれないくせに、オーストラリアから帰ってくる七瀬遥のために関空(もしくは羽田)に行ってるし、デートしてても七瀬遥のことばっかり話すんですよ…。一緒に行った友人たちに「もうあんな男やめなよ~!!」と言われるくらいなんですよ…。うっ。でも好き。すきだ~!!橘真琴すきだ~!!とただの別れられない女になってるあすなでした!
まったね~(・v・)·.̩₊̣.̩✧*̣̩˚̣̣⁺̣‧.₊̣̇.‧⁺̣

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以前お誕生日に、この本をいただいてすごく好きになったんですけど、尾崎翠さんて、岩見出身だったんですね。今度行ったときは記念館もいこう。

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