毎月1作品以上の映画もしくは舞台の一回目です。こんにちは!週末アイドルあすな(@asnatch)です!!
本当はもらとりあむタマ子の方を最初に見たんだけど、言葉に出したいのはかぐや姫の物語のほうが先だったので、思うがままに書いてます。
やっと見れたんですよ。ジブリはきちんと劇場で見ようって思ってたのに、風たちぬを逃した昨年の夏。つぎこそは、と思ってもらとりあむタマ子を見た後に移動までしてみてきました。
重かった。
正直もらとりあむタマ子を先に見ておいてよかった、と思いましたね。
以下、諸々考えたことの覚書とか自分のツイッターから拾った言葉とかを自分が足りと混ぜたものです。
この映画、すごい「幸せ」という言葉が使われているんですよね。というか、翁がすごい使う。「高貴な姫になること」が「姫の幸せ」であり、「姫の幸せ」を考えて翁は動く。
ただしかしここで辛いのが、翁が考える「幸せ」と姫が考える「幸せ」は違う。私は読解力と表現力がないので、姫が考える「幸せ」というものがなんなのか、結局言葉にすることはできないんだけど、ただ、翁が考える、高貴な姫になり、素晴らしい位の男性に見初められ、結婚をし、何一つ不自由ない暮らしをすることでは、ない。
正直今「幸せ」という言葉を模索している(もちろん幸せではあります毎日)私にはものすごい重かった。途中から翁の言葉が出るたびにぼろんぼろん泣いてた。
じゃあ姫の幸せとはなにか。
それは女の幸せに直結するのか。
そう、かぐや姫の物語、ものすごい「女」が立っていた映画でもあるな。って。特にしんどかったシーンは髪上げの祝いのシーン。
ここを見て気分悪くならない思春期以上の女性はいるのかなって思ってた。正直私は発狂しそうだった。
初潮を迎える、ということは私自身にとって、とくにめでたいということでもなかった。お赤飯を炊くのにね。ただこれから毎月厄介毎が増える、と思った。そして心の中で小さく落胆したのを私は覚えている。
あぁ、これで女になってしまうんだなぁという、落胆。
そんな落胆をよそに、翁は言う。めでたい。
そればかりではなく、かぐや姫の髪上げの儀は三日三晩ずっと開かれる。それも男ばかりで。
(使用人の尻を撫でようとする男がいたりして最低!!)
さらに、その男どもは御簾の中にいて顔を見せないかぐや姫の事を揶揄する。
うおおおおおおおおおおおおおおおおお。顔を見せてたって揶揄されるのに、こんなこと言われるなんて!!!
私はフェミニストじゃないとおもってるけど、ここの男性の描き方が非常にいやらしく、本当に発狂寸前でした。つらたん。
ジブリらしく、もう画面が美しすぎる。あと表現の仕方もぞっとするくらいうまいな。と思いました。
化粧のために眉毛を抜くシーン。泪が一筋流れるも、毅然とした表情だったりするところ。花見のシーン、都から離れ、山の桜の木の下ではしゃぐかぐや姫が旅人とぶつかり、謝られ自分の立場を悟るシーン。最高だと思いました。
しかし捨丸。おまえはだめだ!!
めんまに「どんな話だった?」ときかれて正直口ごもりました。上の感想や思ったことを全部うまく表現できないし。
考えた末に出た言葉は下の一言でした。
「竹取物語そのまま、ただしかぐや姫の心の動きを現代女性に合わせて丁寧に描いた作品だったよ」
見れてよかったと思います。まだ思い出して震える。
ただ、非常に今の自分には思い映画でした。
しQちゃんの感想が面白かった!私は女童は結構救いの存在としてみてたけど、そういう視点もあるか!!と思ってしまいました。
不幸体質なサゲマン女…かぐや姫の幸せって何だキュウ? – messy|メッシー
はー。真面目なこと書きすぎたな~。つぎはもらとりあむタマ子で力抜こうと思っているあすなでした。
まったね~(・v・)·.̩₊̣.̩✧*̣̩˚̣̣⁺̣‧.₊̣̇.‧⁺̣
おまけ
そんな泣きながらも色々考えてたかぐや姫の物語なんだけど、途中「ここではない何処かへ!」という台詞が繰り返し言われ、私の中の小さなGLAYが歌い出してやばかった
— 週末アイドルあすな (@asnatch) 2014, 1月 13
なぜかしりあがり寿のイラストを思い出してしまいどうにもならなかった顎
— 週末アイドルあすな (@asnatch) 2014, 1月 13
みんな、思わなかった…?
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